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NHK 東洋医学ホントのチカラ 内容盛りだくさんでしたね~ー渡辺ゆうこー
- 2018/09/27
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24日夜にNHKで「東洋医学 ホントのチカラ~~科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ~」をやりました。
始まる前から東洋医学関係者の「東洋医学をみんなにも知ってもらいたい!」という期待で満ち溢れていました。
私の医療関係の友人からのFBは軒並み「見るように、見るように!」とお知らせしてくれたので全く見忘れる心配がありませんでした、皆さんありがとう♪
番組自体も見やすくて素晴らしくできていて面白かった。
私がプロ解説するところと言ったら、漢方と耳つぼですね。
まず漢方から、
今回ピックアップされたのは寿命を延ばす効果があるとされる「六君子湯」と痴呆に効果があった「人参養栄湯」
「六君子湯」の方は寿命を延ばす効果があるって学会で発表されたのは中国で5,6年前かな?先に中国で研究された結果を日本でも再研究したのか?と思うけど。前に中国の医師とその話で盛り上がったから。
その時盛り上がったのは「やっぱりそうに決まってるよね」
「大学研究とかでエビデンス(科学的根拠)が証明されるのもっとやってもらいたい、もう千年以上使ってるんだから、笑」
「六君子湯」は胃腸を整える漢方なので高齢者の食欲がでる。年を取ってからも食事がしっかりと、とれば寿命は延びるということ。そこから気力もわくから元気になる。
「人参養栄湯」の方も同じ、基本は胃腸を整えて、血行を良くする働きの漢方。脳の血流量が増えるから痴呆にもいい。
今の西洋医学も痴呆の薬は血液の流れを良くする薬だから全く同じ考え方。血流量が下がると脳細胞にも栄養が行き届かないから痴呆症状が出る。脳は血液が沢山必要な場所だから。
「人参養栄湯」はちょっと元気のないタイプの痴呆症状に良くて、イライラしてる、とか急に怒りだすタイプの痴呆症状には不向き。証は調べて選ぶことが大事、もっと怒りっぽくなる可能性もあります。
そしてまさかの耳つぼ‼
中国の大学でも、日本の針灸学校でもあんまり教えないのにNHKの番組に出るとはね。アメリカからの逆輸入だからかな?西洋からの東洋。
「フランスや中国でもやっている耳つぼ療法からヒントを得て」アメリカ人の方の開発した耳つぼの針と5カ所のツボ。
私は耳つぼの先生なのでもちろんフランスの本も中国の本も(こっちは原書)持ってる。5カ所のツボの位置、両方の本とこの5カ所のツボを比べると。
全然違うんですけど!どうしたら神門がそこ?というくらい違う、アメリカ人の体にあったツボ位置か。
アメリカ軍の戦場での応急処置、というところがミソで、応急処置用の大体のツボ位置がとってある。耳に針って中国でも、もう時代遅れで今はささない粒(テレビでも紹介されてた)なんだけどピアスに抵抗がない文化だから思い切って針なのかとも思う。
耳つぼは即効性があるから好きです。
まさか耳つぼまで出てくるとは思わなかったな~
そして今度の日曜日は私の耳つぼ講座の日。
フランス式中国式アメリカ式全部比べてやろうかな?こんなにマニアック耳つぼ講座ってないね。ははは
東洋医学は日本の文化でもあります、西洋東洋何でも使って楽しく生活するのが面白いです。
十年前のあなたの元気を取り戻す!!
元気回復コンシェルジュ
漢方薬剤師 渡辺ゆうこ
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